各種の予防接種を受ける体制ができあがっていますね。
また、毎年冬になるとインフルエンザの予防接種なども
話題になります。
もともとワクチンは病気になる前に、体に免疫力を
作り、未然に感染を防ぐというものです。
それが、やはり開発途上国では、行き渡っていないのです。
もともと慢性の栄養不良や衛生面の環境悪化などで
こういった地域の子供たちは感染症になりやすいのです。
そして医療体制の不備もあり、それで命を落とす子どもたち
がたくさんいます。
ワクチンの価格をご存じですか?
MMR(はしか、おたふくかぜ、三日ばしか)で約114円、
ポリオなら20円、BCGなら7円でワクチンが子供1人に
接種できるのです。
「あ〜、のどが渇いた」といって今、自動販売機で買ったコーラ、
そのコーラ1本の価格でMMRの予防接種が1人受けられます。
ポリオなら6人、BCGなら20人近くが受けられるのです。
日本でもプロ野球、ソフトバンクの和田投手などがワクチンを
世界の子供たちに贈る運動などをやっていますね。
(「和田」の「わ」は「ワクチン」の「ワ」という素敵な理由)
注射がイヤと泣いている、かわいい子供たちを見るにつけ
ワクチンがないと、待ちわびているお母さんが世界に
たくさんいることを思ってしまいます。