特に開発途上国では3人に1人の子供が慢性的な栄養不良
になっています。
体力や抵抗力が弱いため不衛生な水や食べ物がすぐに
下痢・脱水症状を招いてしまいます。こういった症状を緩和・改善するのに有効なのが
糖分・塩分を適量に配合した経口補水塩(ORS)なのです。
日本で生活していると下痢や脱水症状をおこしても
水はもちろん、適切な治療や薬、栄養のあるドリンクなど
症状を改善できる術が揃っているので、こういった
補水塩などの必要性をあまり感じないかもしれません。
しかし開発途上の国々ではこのORSが救世主になり得るのです。
そしてこのORSの費用は1人分でなんと「6円」です。
そしてこれが行き渡れば毎年150万の命が救われると
いわれているのです。
総額で6×150万=900万円 です。
900万円あれば150万人の命が救える。
日々、つい疎かにしてしまう1円玉の重さを
感じずにはいられませんね。